一つの文字を、もっと魅力的に。筆文字に寄り添う「あしらい」の素材づくり

筆文字に寄り添う「あしらい」の素材づくり、と題して背景には紅葉やリスやコーヒーやパンなど、あしらいの素材が並ぶ。

筆文字を使った素材を作っていると、ときどき考えることがあります。

この文字に、もう少し何か添えられたら、もっと使いやすくなるかもしれない

筆文字は、それだけでも味わいのある素材です。

でも、花や葉、季節のモチーフ、ラインやフレームなどを少し添えるだけで、同じ文字でも雰囲気が変わります。

そんなことを考えながら、私は筆文字だけでなく、文字に寄り添う「あしらい」も少しずつ作っています。

目次

筆文字は、わたしの素材づくりの大切な柱

イラストACでは、「筆耕わたぼうし」という名前で筆文字素材を制作しています。

季節のごあいさつや行事に使える言葉、お店で使いやすい言葉など、できるだけいろいろな文字を増やしていきたいと思っています。

こんな言葉があったら使いやすいかな

季節のお知らせに使える文字があったらいいな

そんなことを考えながら、一つひとつ筆を入れています。

ただ、どれだけ文字を増やしていっても、世の中にあるすべての用途や需要に、ぴったり合う言葉をすべて用意することはなかなか難しいものです。

そこで私が大切にしているのが、筆文字のそばに置ける「あしらい」です。

筆文字に、そっと寄り添う「あしらい」

私が作っている「あしらい」には、季節の花や葉、食べ物、ライン、フレームなどがあります。

「あしらい」には、季節の花や葉、食べ物、ライン、フレームなどがある。その一例のラインナップ。

これらは、筆文字の代わりになるものではありません。

また、文字の足りない部分を補うためだけのものでもありません。

お気に入りの文字を、もっと魅力的に見せるために。

そんな気持ちで、文字に寄り添えるイラストを作っています。

例えば、同じ文字でも、添えるものによって印象は大きく変わります。

季節の葉を添えれば秋らしくなったり、花を添えればやわらかな雰囲気になったり。

ラインやフレームを組み合わせれば、お店のPOPやお知らせにも使いやすくなります。

文字+あしらい」という組み合わせには、そんな楽しさがあります。

一つの文字から、いろいろな表情へ

実際に、手元にある筆文字とあしらいを組み合わせて、3つのパターンを作ってみました。

「OPEN」にカフェのあしらいを

シンプルな「OPEN」の文字に、コーヒーカップやグリーン、ラインを組み合わせてみました。

シンプルな「OPEN」の文字に、コーヒーカップやグリーン、ラインを組み合わせた。

文字だけならシンプルな印象ですが、カフェを思わせるモチーフを添えることで、ナチュラルでやさしい雰囲気になります。

お店の入口や店内のPOPなどにも使えそうです。

「秋」に季節のあしらいを

」という一文字には、紅葉やイチョウ、葉っぱ、リスなどを組み合わせてみました。

「秋」という一文字には、紅葉やイチョウ、葉っぱ、リスなどを組み合わせた。

文字そのものは一文字だけですが、周りに秋のモチーフを添えることで、季節の空気が感じられるデザインになります。

季節のお知らせやPOPなどにも使いやすそうです。

「焼きたて」にパンとフレームを

焼きたて」という文字には、クロワッサンやグリーン、吹き出しのようなフレームを組み合わせました。

「焼きたて」という文字に、クロワッサンやグリーン、吹き出しのようなフレームを組み合わせた。

文字とイラストをただ並べるだけでなく、フレームを加えることで、パン屋さんのPOPのようなまとまりのある印象になります。

このように、文字に何を添えるか、どこに置くかによって、同じ筆文字でも違った表情を楽しむことができます。

「文字を増やす」だけではなく、「組み合わせて楽しめる」素材へ

もちろん、これからも筆文字は増やしていきます。

必要とされる言葉を考えながら、少しずつ種類を増やしていくことは、これからも大切にしていきたいと思っています。

でも、それだけではなく、

今ある文字を、もっと自由に使ってもらえるようにする。

そのために、文字に寄り添うイラストやライン、フレームなども一緒に育てていきたいと考えています。

例えば、すでに持っているお気に入りの文字に、季節の花を添えてみる。

葉っぱや小さなモチーフを添えてみる。

ラインやフレームを組み合わせて、お店らしい雰囲気にしてみる。

そんなふうに、使う人自身が好きな組み合わせを見つけてもらえたら嬉しいです。

小さなお店や暮らしの中で、自由に使ってほしい

私が素材を作るときに大切にしているのは、実際に使う人のことを想像することです。

小さなお店のPOPやお知らせ。

季節のイベントの案内。

SNSの投稿。

商品の紹介。

季節のごあいさつ。

そんな日常の中で、「ちょっとここに何か添えたいな」と思ったときに、気軽に使ってもらえる素材があったらいいなと思っています。

完成されたデザインをそのまま使うだけではなく、文字とイラストを自由に組み合わせて、自分のお店や暮らしに合う形にしてもらう。

そのための素材を、少しずつ増やしていきたいと思っています。

一つひとつの素材を、長く使ってもらえるように

以前は、「もっとたくさん素材を作らなければ」と考えることもありました。

でも今は、ただ数を増やすだけではなく、

一つの素材を、どうしたらもっと長く、いろいろな場面で使ってもらえるだろう。

そんなことを考えるようになりました。

筆文字とあしらいを組み合わせることで、一つの素材から生まれる表現は少しずつ広がっていきます。

これからも、筆文字、季節のイラスト、ライン、フレームなど、それぞれを大切に作りながら、組み合わせて使える素材として育てていきたいと思っています。

これからも、文字とあしらいを少しずつ

季節が変われば、必要になる素材も変わります。

これからも秋の素材をはじめ、季節の花や食べ物、行事に使えるイラストや筆文字などを少しずつ制作していく予定です。

そして、すでにある素材にも新しい組み合わせができないか考えながら、使う人にとって「これ、使ってみたい」と思ってもらえる素材を育てていきたいと思います。

筆文字に、花を添えて。

季節のイラストに、ラインを添えて。

お気に入りの文字に、自分らしいあしらいを添えて。

そんなふうに、素材を自由に組み合わせる楽しさも感じてもらえたら嬉しいです。

これからも、暮らしの中で使う人の気持ちを想像しながら、一つひとつ丁寧に素材を作っていきます。

「暮らしを描く、想いを描く。」

そんな気持ちを大切に、筆文字とあしらいの素材を少しずつ育てていきます。

イラストACで公開中の作品について

現在公開している作品は、イラストACの「筆耕わたぼうし」ページでご覧いただけます。

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひのぞいてみていただけると嬉しいです。

(ダウンロードには会員登録が必要になります。)

これからも、作品を届けるだけでなく、使う人も、その先で受け取る人も笑顔になれるような素材づくりを大切に、楽しみながら制作していきたいなと思います。

わたぼうし
筆耕士
「ゆるく、楽しく、頑張らない」がモットー。筆耕士として、「心地よさ」の中で生まれる生きた文字を大切にしています。身体が緩まること、気持ちがやわらぐこと、すべてはつながっている——そんな思いで、言葉と筆文字を綴っています。作品はminneのショップ(癒しと、筆文字)で、筆文字素材はイラストAC(筆耕わたぼうし)で配布中です。
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