「おめでとう」という言葉は、特別な日のためだけのものではないのかもしれません。
誕生日や卒業、合格など、大きなお祝いの日もあれば、
「新しいことを始めたね」
「よかったね」
「頑張ったね」
そんな、日常の中にある小さなお祝いもあります。
そんな日常のちょっとした「おめでとう」に添えてもらえるものを作りたいと思い、今回の作品を作りました。
「おめでとう」は、絶対に作りたかったテーマ

花束シリーズで最初に作ったのは、「花束のありがとう」でした。
「ありがとう」という言葉を、花束のような一枚にして届けたい。
そんな思いから生まれた作品です。
そして次に作りたかったのが、「おめでとう」でした。
「おめでとう」は、私の中では絶対に作りたかったテーマ。
誰かに何か嬉しいことがあったときに、気軽に「おめでとう」と伝えられる。
その気持ちに、ちょっとした一枚を添えてもらえたら嬉しいなと思いました。
「ありがとう」の次は、ガーベラを

「花束のありがとう」では、ピンクの薔薇を描きました。
今回は、同じ花ではなく、花の形そのものにも違いを出したいと思い、ガーベラを選びました。
「おめでとう」という言葉には、少し明るく、元気な雰囲気を。
そこで、色もピンクではなく、オレンジ寄りの明るい色合いを意識しました。
ガーベラの花びらが広がる形も、「おめでとう」という言葉に似合うような、明るさを感じさせてくれました。
可愛くなりすぎない、おめでとう
お祝いの作品なので、可愛らしさはありながらも、可愛くなりすぎないことを意識しました。
できるだけ幅広い場面で使ってもらえるものにしたかったからです。
色も、最初からすぐに決まったわけではありません。
いろいろな色でたくさん描いてみて、並べて見て、また描いて。
そうやって試していく中で、ようやく今の色に決まりました。
明るくて、元気。
でも、甘くなりすぎない。
そんな雰囲気を目指しました。
筆文字と花びらが、ひとつになって
筆文字とイラストは、それぞれ別々に考えるのではなく、ひとつの作品としてまとまるように作っています。
文字を引き立てながら、花もちゃんと感じられる。
花が文字の邪魔をするのではなく、「おめでとう」という言葉にそっと寄り添うような花にしたいと思いました。
完成したときは、まず「ほっとした」というのが正直な気持ちでした。
筆文字とイラストの雰囲気も、花びらも、いい感じになった。
たくさん描いて、迷って、少しずつ形を決めていったものが、一枚の作品になったことが嬉しかったです。
文字がなくても、楽しんでもらえたら

今回の「花束のおめでとう」には、文字が入っていないものも用意しました。
「おめでとう」という言葉だけではなく、使う人が自分の好きな言葉を自由に書いてもらえたらいいなと思ったからです。
たとえば、
「ありがとう」
「よかったね」
「頑張ったね」
「これからも応援してるよ」
その人に伝えたい言葉を、自分の文字で添えてもらう。
決まった言葉をそのまま使うだけではなく、その人自身の気持ちを一言添えてもらえる一枚になったら嬉しいです。
日常の、ちょっとしたお祝いに

今回の作品は、決して派手なものではありません。
でも、私はそれでいいと思っています。
大きなお祝いの日だけではなく、
「ちょっと嬉しいことがあった」
「よかったね、と伝えたい」
「新しい一歩を応援したい」
そんな日常の小さなお祝いに、そっと添えてもらえる一枚になれば嬉しいです。
プレゼントに添えたり、メッセージを渡したり。
「おめでとう」という気持ちを、花束のように一枚にして渡す。
そんな使い方をしてもらえたらと思っています。
「花束のおめでとう」が、誰かのもとへ
こうしてできあがった「花束のおめでとう」は、minneで作品として形にしました。
「おめでとう」「おめでとうございます」の文字入りと、文字なしのものを用意しています。
贈る相手や、その日の気持ちに合わせて、自由に使っていただけたら嬉しいです。
「おめでとう」を伝えたいと思う、その気持ちに寄り添える一枚になりますように。
これからも、日々の暮らしの中にある小さな気持ちを、少しずつ形にしていきたいと思います。
暮らしを描く、想いを描く。
そんな思いを大切にしながら、作品を作っていきます。
もしよろしければ、作品を覗いてみてください。


